北京五輪サッカー競技の組み合わせが決まった。日本の入ったB組は、マスコミいわく、「死のグループ」であるらしい。なるほど、アメリカ、ナイジェリア、オランダはどれも強敵であり、全敗もありえる組み合わせではある。
だが、反町監督が「本大会に残っている以上、相手は強豪国しかない」と語っているように、たった16カ国にしか出場の許されない五輪の場合、「死」でない グループを探す方が難しい。出場国を32カ国にしたことでW杯はいささか弛緩( し かん)してしまったが、五輪にはかつてのサッカー界の厳しさが残って いるということである。オーストラリアはアルゼンチン、セルビア、コートジボワールと同じ組に入った。韓国はイタリア、カメルーン、ホンジュラスである。 地元開催となる中国でさえ、ブラジルと同じ組に振り分けられた。アジアの代表勢からすれば、楽なグループなどあるわけがない。
ただ、日本にもチャンスは十分にある。



