株式会社クロス・ビー

2009年12月の記事

 来季ツアーの出場順位を決める最終QTは46位でした。
イン発進の4日目は8番パー4でOBを打ってダブルボギー。
最終9番パー4では3パットボギーと上がり2ホールが手痛い75でした。
3日目が終わった時点で52位タイと低迷していたので、
試合が終わった時点ではきっと順位は下がるのだろうと思っていました。
QT60番台以下だと、ほとんど試合に出られない。
最終日の75は自分自身に腹が立ち、「来年はもう試合に出られない」と死にたい気持ちになりました。

 ランクを確認しないまま、すぐに会場を後にしてバッグを担いでくれた(吉田)まやさんと帰途に着きました。
そのドライブ中はお通夜みたいなものです。
まやさんは「しもちゃん、試合は日本だけじゃないよ。ヨーロッパに行こうよ」
とズ~ンと落ち込んだ私を一生懸命に励ましてくれました。
コースを出て2時間ぐらい経ったころ、会場に残った事務所の副社長から
「まったく、試合に出られない順位じゃないよ」と一報がありました。
女子大会1試合の出場選手枠は108人です。
シード選手は50人ですから、欠員が出たときに順に繰り下がってきます。
例年の一つの目安だとランク46位だと28~30試合ぐらいに出られそうです。

 もちろん下部のステップアップツアーに目をむけ、そこで勝てばツアー4試合に出場できます。
ゲンダイ読者のみなさんと、また来年もツアー会場のどこかでお目にかかれると思ったら、
ほっと一安心です。

 振り返ってみれば、本当にあっという間の1年でした。
スランプではないけれど、これまで順調にシードを2年維持して、
気持ちの面でどこかに甘えがあったのも確かです。
シード落ちという結果は確かに悔しいけれど、いい勉強になりました。
もっと真剣に頑張らなくちゃと刺激になり、
来季のツアーに向けて気持ちが今まで以上にぐっと引き締まります。
 
2010年に向けてオフものんびりしません。
1月に入ったらグアムでミニキャンプを張って、帰国したら千葉でトレーニング合宿です。
アイアンのスコアライン規制が始まり、アプローチで球の上がり方や、スピンのかかり方に取り組みます。
スイングでは体調が悪いときに上体で打ちにいくクセがわかったから、
疲れても体幹でボールを打てるスイング作りに徹底します。

来年は〝新生しもまゆ〟でみなさんにお目にかかります。
今年1年間、多くの声援ありがとうございました。

 さくらちゃんが逆転で賞金女王タイトルを獲得した第一報は、
最終QTが行われる葛城GCでパッティング練習の最中に聞きました。
昨年の古閑美保さん同様に、女子ツアー最終戦の、
それも最後の最後になってのドラマは本当に劇的でビックリです。

 今年は試合で一緒にラウンドした事がなかったけれど、
さくらちゃんはボールがよく飛ぶーーというのが印象的。
ドライバー飛距離では平均20ヤード近く置いていかれたのを覚えています。
さくらちゃんや諸見里しのぶちゃんはともに23歳。
そこに22歳の有村智恵ちゃんがタイトル争いに絡むなど、
女子ツアーは若手が伸び伸びとプレーして勢いがあります。
数年前までは不動裕理が圧倒的に強かったけれど、大きく様変わり。
今では誰が賞金女王になるのかわからないぐらいに競争が激しくなって、
ツアーレーベルも上がっています。
そんなツアーに乗り遅れないように、私も気持ちで負けていられません。

 若手プロに押され気味ですが、私だってまだ26歳。
これまで積み重ねてきた経験がある。
試合でイケイケの調子のいい時は問題ないのですが、
調子が悪くなった時にメンタルやテクニックをちゃんと整理してコントロールできるようになった。
まだまだ20台前半の若手に遅れを取るわけにはいきません。
先週は3日間続けてゴルフ場でラウンドプレー。1日はネイルサロンでリフレッシュ。
わが家でたくさん寝たので、最終QTに向けて体力はバッチリです。
この時期は朝の冷え込みがきつくなってきます。

 スタート前はストレッチでしっかり体を温めないと、手首、腰、足首など思わぬケガにつながりますから、
注意が必要です。
 しかし冬になれば、ゴルフは比較的やさしくなりますね。
ボールは転がって飛距離は伸びて、芝が枯れてラフも夏場のようにきつくないので、
フェアウエーを広く使えるなど伸び伸びとドライバーを振ることができます。
また、グリーン回りからはパターが使える。
 私たちプロでもエッジから5~6ヤードの花道からなら、パターが一番確実です。
アマチュアのみなさんは、アプローチでSWを使うよりもパターのほうがミスが少ないはずです。
ぜひ試してみては如何でしょう。

 さて、来季ツアーの出場権をかけた最終QTです。
きょう2日(水曜日)は第2日目で、4日(金曜日)まで続きます。
「何番に入れば大丈夫」というのではなく、しっかり目標を決めて気持ちを引き締めて試合に臨みます。
最終QTを1番で通るように頑張ってきます。

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